終わり良ければすべて良し

10年以上続けてきたアルバイトを先日辞めた。一番の理由はそこの社長とそりが合わなかったことが原因だ。辞める半年ほどはほとんど口を聞くこともなかった。それは挨拶や世間話だけでなく不仕事の上での会話も全くなかったのだ。どちらが悪いのかわからないが「お疲れさま」の一言も言えないこの社長が嫌だった。辞めることを伝えた後もそれは当然の様に続いた。

そして「今日で終わり」という当日。家族や周りからも「社長には挨拶して帰るの?」と聞かれた。どうしようか最後まで悩んだ。

最後の仕事を終えて帰ろうとした時に「あんたに渡したいものがあるから」と社長から呼び止められた。無言で待っていると缶ビール1ケースを持ってきて「今までありがとね…」と言われた。

私からも自然と「長い間お世話になりました…」という言葉がでた。

お互いに素直になれなかったのだろう。もっと早くこうなっていれば辞めなかったかもしれないのに…という気持ちも湧いた。

しかしもう次の仕事は決まっている。

最後の最後のこの一言同士でお互いに気持ちよく別れることができたような気がする。少なくとも私は気持ち良く去ることができた。

人間関係のわだかまりを残さずにこの職場を去ることができたことは良かったと思っている。

そしてまた新しい職場で新たな人間関係の構築が始まる。

その時は今回のことを十分に活かせることができたらいいなと思っている。