うちの弟とわが身

しばらく前から、うちの大学生3年の弟があまり家にいません。

おまけにいつも大きな荷物を抱えて登校していますし、帰ってくるのは大体深夜です。

不信に思って部屋に入ってみたところ、何やら見覚えのない高そうな酒瓶が大量に転がっています。

我が家のお小遣いではこんなものが買えるはずもありません。

これは何かあるのか、と聞いてみたところ、如何やらギターを始めたらしく酒瓶は友人と一緒にバンド活動をした後に呑んだ残りがもったいないから持って帰ってきただけ、とのことでした。

酒の予算がどこから出て来たのかはバイト及び演奏時のチケット代だそうです。

うっかり早とちりしてしまいましたが悪事などしていなくて良かったです。

しかし翻ってわが身を見ると、病気をしていて働くことも出来ず毎日ボーっとしているばかり。

弟と比較してあまりにも劣っているような気がしてなりませんでした。

そんな事を考えていると益々悲しくなってくるので、資格試験の勉強を始めようと思い立ちました。

が、残念ながら薬と長年のぐうたら生活で衰えた脳は中々情報を記憶してくれません。

幸いなことに、手古摺っている自分を見てか両親がさらに資格の参考書を何冊か用意してくれました。

期待が重いと思ったこともありますが、自分はそれらを利用して何とか勉強し、弟に見劣りしない程度には努力したいなとも考えています。